電動歯ブラシは数千円〜数万円と価格差が大きく、初心者にとっては選ぶのが難しいですよね。
この記事では、
5,000円以下の安い電動歯ブラシの特徴や実際の商品、選ぶときのポイントを解説しています。
「でも、何を買ったらいいか分からない」という方は、ぜひご一読ください。
1.すべて5,000円以下!安くておすすめの電動歯ブラシ4選
おすすめの4つをご紹介します。
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オムロン 電動歯ブラシ 音波式 HT-B213-W
価格は2,016円と安価です。
ドラッグストアでも購入できる「お手軽電動歯ブラシ」として人気があります。
電池式のわりにパワーが強い印象で、本体自体も約60gと軽いので、
ブラウンやパナソニックの製品を「重い」と感じる人でも使いやすいと思います。
誤作動防止のためか、使って数分で電源が自動停止するので、
長くゆっくり歯磨きをしたい人には少しわずらわしく感じられるかもしれません。
パワーが強めのブラウンオーラルBを使っている私からすると、
スッキリ感は「手磨きと電動歯ブラシの中間」といった印象です。
タイプ2系統の替えブラシであれば、何でも使用できます。
タイプ2系統の替えブラシは、下記の通りです。
・トリプルクリアブラシSB-072
・極細マイルドブラシSB-082
・すき間みがきブラシSB-092
・極細スパイラルブラシSB-032
・トリプルクリアブラシコンパクトSB-042
替えブラシとして使える種類が多いので、色々試すことが可能です。
値段も600円前後とお手軽なのが嬉しいですね。
◽️どんな人におすすめか
・2,000円代で安く電動歯ブラシを試してみたい方
・ネットではなくドラッグストアで電動歯ブラシを購入したい方
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スーパーソニック
価格は3,250円。
格安なのに充電式の商品は珍しいです。
また、替えブラシ3セット付きでお得感があります。
安いわりにはモードも多く、気分に合わせて使い方を変えられるのが嬉しいところ。
歯茎のマッサージができるモードがありますので、歯だけでなく、歯茎のケアも気持ちよくできます。
替えブラシは最初から3セット付属しています。
3セットも替えブラシが付いた商品は珍しいです。
3,000円以内で本体+替えブラシ3セットが付いているので、
長期的にみても非常にコスパが良いですね。
◽️どんな人におすすめか
・替えブラシを頻繁に買うのが面倒な方
・乾電池式ではなく、充電式が好みな方
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ブラウン BRAUN Oral-B(オーラルB) プラックコントロール DB4510NE
価格は955円と非常に安価です。
人気電動歯ブラシメーカーのブラウンオーラルBを安価で試せるのが嬉しいポイントです。
オーラルBの特徴である「丸型ブラシ」を採用しているので、歯を包まれている感覚があります。
初めて電動歯ブラシを使う場合、
「ブラシの交換時期がよく分からない」という方もいらっしゃるのですが、
ブラシが消耗すると青色のブラシが白く変化するので、交換時期が分かりやすいのも特徴です。
替えブラシは別売りで、3本2,100円。
替えブラシ1本あたり700円しますので、少し高め。
電池は付いており商品が到着したらすぐに使えますので、その点は安心です。
◽️どんな人におすすめか
・電動歯ブラシの有名メーカーブラウンの商品を使いたい方
・丸型ブラシを使ってみたい方
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パナソニック 音波振動ハブラシ
ポケットドルツ(極細毛) 黒 EW-DS41-K
価格は3,150円。
持ち運び用に設計されているため、外出先での使用にもおすすめです。
人気のパナソニックドルツの商品がお手軽に試せるモデルです。
極細毛ブラシが採用されており、
歯と歯の間や歯茎近くもスッキリ磨ける感覚があります。
見た目がスタイリッシュでおしゃれなので、仕事先でも気軽に使えるのも嬉しいです。
気になる点は、濡れた状態でキャップをしめると「すぐにカビが生える」点。
しっかり水気を拭き取ったり、乾かしてからしまったり、カビが生えないよう注意しましょう。
替えブラシは別売りですが、2本で370円と非常に安価です。
1本あたり200円以下なので、他のメーカーの替えブラシと比べてもお得な価格設定です。
◽️どんな人におすすめか
・持ち運びに便利な電動歯ブラシが欲しい方
・日本人向けに開発された、ヘッドが小さめな商品が欲しい方
2.安い電動歯ブラシでも効果はある?
結論からお話しすると、
正しい方法で磨けば効果がありますが、使い方が雑だと効果はありません。
電動歯ブラシの値段にかかわらず、歯垢除去ができる方法で磨けているかどうかが重要です。
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充電式か電池式か
安い電動歯ブラシの多くは電池式ですが、高い電動歯ブラシは充電式であることが多いです。
電池式は定期的に交換しなければならず、
また電池が消耗すると電動歯ブラシのパワーが弱まってきます。
電池交換をわずらわしく感じる方、常にフルパワーで磨きたい方は、
充電式を選んだ方がストレスなく磨けると思います。
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振動のレベル
振動式の電動歯ブラシはたくさんありますが、「振動式」と言っても様々な種類があります。
安い電動歯ブラシの振動は、
「手で磨くよりは高い清掃効果が期待できる」というものから
「やや深い部分の歯垢まで清掃できる」ものが多いです。
手磨き+αのイメージです。
高い電動歯ブラシは、振動数がより多く、
「従来の電動歯ブラシでは難しかった歯垢や大きな汚れまで破壊できる」というものが多いです。
手磨きでは落としきれない汚れも落とせるのが特徴です。
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スマホとの連携ができるか
5,000円以下の安い電動歯ブラシはスマホとの連携機能がありませんが、
数万円の高い電動歯ブラシは、スマホとの連携機能が搭載されたモデルもあります。
例えばフィリップスの「ダイヤモンドクリーンスマート」には、
「Philips Sonicareアプリ」というアプリがあります。
Bluetoothで電動歯ブラシとスマホを接続させると、スマホに歯型が表示されます。
自分の歯型を確認しながら、歯磨きができるのです。
「さわやかな息の目標」「康な歯ぐきの目標健」
「歯垢除去の目標」「ホワイトニングの目標」を設定できますので、
目標に向かって適切な歯磨きができるようになります。
3.低価格の電動歯ブラシを選ぶ時のポイント
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充電式か電池式か
まずは「充電式」か「電池式」かを確認しましょう。
充電式か電池式かによってパワーにも差がありますし、メンテナンス方法も変わってきます。
5,000円以下の安い電動歯ブラシは、ほとんどが電池式です。
しかし中にはスーパーソニックのように
「安いのに充電式」の電動歯ブラシもあります。
充電式が良いか電池式が良いか、あらかじめ考えてから商品を探しましょう。
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替えブラシの価格はいくらか
多くの場合、替えブラシは別売りです。
本体に付属のブラシが消耗したら、自分で替えブラシを買う必要があります。
替えブラシはメーカーによって価格差が大きく、
1本100円台〜1本700円台とさまざまです。
例えば2ヶ月に1本ブラシを替える場合、1年で3,120円の差が出ます。
・1本180円(パナソニックなど):180円×6=1,080円
・1本700円(ブラウンなど):700円×6=4,200円
「せっかく安い電動歯ブラシを買ったので、その後も安く使いたい」という方は、
替えブラシの価格もよく調べましょう。
4.まとめ
電動歯ブラシは価格も性能もピンキリですが、
大事なのは「正しい方法で磨くこと」「
自分に必要な機能をあらかじめ把握すること」です。
どんな電動歯ブラシが好みなのかを考えた上で、電動歯ブラシ選びを始めましょう。
購入後は「正しい磨き方」を調べ、きちんとオーラルケアをしていきましょう。
ぜひ、まだ手磨きの方や買い替えで電動歯ブラシの良さを体感してみてくださいね(^^)