虫歯予防のコツを歯科衛生士が解説!正しい歯磨きと生活習慣で虫歯ゼロを目指そう

記事投稿日:2020年04月02日

記事更新日:2020年05月14日

虫歯ケア

電動歯ブラシ

知っているようで意外と知らないのが、正しい虫歯対策の知識です。
  

気をつけているつもりでも虫歯ができてしまう人は、対策方法が間違っているのかもしれません。

  

そこで今回は、元歯科衛生士の私が虫歯にならないコツを徹底解説します。

   

    

 

はやみ すずか

歯磨きの仕方から歯磨き粉の選び方など、すぐに実践できることばかりなので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

  


  
  
   

1.虫歯を予防するには「正しい歯磨き」が一番重要です!


歯科衛生士として働いていた頃、よく患者さんから 
「虫歯予防には”歯磨き”と”歯磨き粉”、どちらが重要なの?」と質問されました。

   

結論としては、虫歯予防には「正しい歯磨き」が一番重要です!

   

歯磨きは虫歯予防を含めたオーラルケアの基本中の基本ですから、歯磨き粉はあくまでもサポート役だと覚えておいてください。

   

いくら虫歯予防の歯磨き粉を使っていても、それだけで安心するのはNGです。

 

 

はやみ すずか

まずは、正しい歯磨きで歯垢をしっかり落とすことを徹底しましょう。

   
 

   

2.そもそもどうして虫歯になるの?

虫歯ができるメカニズムを知れば、どうして歯磨きが重要なのかが分かると思います。

   

虫歯ができるまでの過程をざっくりと解説すると、

   

虫歯菌が糖を餌にして繁殖する

繁殖した虫歯菌がネバネバの物質を放出して、歯垢になる

歯垢の中の菌が酸を出して、歯を溶かす

虫歯になる

  
このような流れになります。
   

つまり、歯垢が酸を出す前に歯磨きで取り除くことが、虫歯にならないためにもっとも重要なのです。

   
歯垢はその日のうちにすべて落とす!という気持ちで歯磨きをするようにしましょう。

 
   

 

3.虫歯を予防する歯磨きの仕方

歯科衛生士としてたくさんの人の口の中を見ていると、虫歯になりやすい人には共通点があります。

   
それは、「磨きやすい部分しか磨いていない」ということです。

   

いくら長い時間歯磨きをしても、同じところばかり磨いていては意味がありません。
  

歯ブラシが届きにくい部分までしっかり磨けているか、意識しながら磨くことが重要です。

   

例えば、
  

奥歯

歯と歯茎のさかい目

歯の裏

歯と歯のあいだ

  
などが磨き残しやすい部分です。

  
歯と歯茎のさかい目は、歯ブラシを直角ではなく45度に傾けて磨くと、歯周ポケット(歯の歯茎のあいだの溝)の中までキレイに磨けます。

   
 
また、奥歯にどうしても歯ブラシが届かない場合は部分用ブラシを使ったり、
  
歯と歯のあいだはフロスを使うなどしながら、細かな部分までくまなく歯垢を落とすようにしましょう。
    
    
 

4.虫歯を予防する歯磨き粉

はやみ すずか

歯磨きをサポートする、虫歯予防効果のある歯磨き粉をご紹介します。
  

大人用と子供用に分けてご紹介するので、小さなお子様がいる親御さんも参考にしてみてください。

  

GUM(ガム) 歯周プロケア 歯みがき

  

おすすめポイント
  

1450ppmの高濃度フッ素配合

歯周病予防ができる

歯茎のケアができる

  
虫歯予防だけでなく、お口のトラブルをトータルでケアしたいなら、この歯磨き粉がおすすめです。
   
高濃度フッ素で大人の虫歯を予防、さらに歯周病菌の殺菌、歯茎の活性化まで一度にできるので、歯茎の衰えが気になる人にもぴったり。

   

歯茎が炎症している時でも使えます。

    

コンクール ジェルコートF

  

おすすめポイント
  

歯科医院でも推奨

フッ素で歯をコーティング

研磨剤不使用

   
多くの歯科医院で推奨している、フッ素ジェルコートです。

   
普通の歯磨き粉と同じように磨いたあとに軽く一度すすぐだけで、長時間フッ素が歯をコーティングして虫歯菌から守ってくれます。
   

研磨剤不使用なので、電動歯ブラシと併用するのもおすすめ。
    

ライオン チェックアップジェル

  

おすすめポイント
  

フッ素配合

研磨剤不使用

フルーツ味でスースーしない

   

6歳以上で、うがいができる子供を対象としたフッ素配合の歯磨き粉です。

   

ジェルタイプなので、泡でごまかさずにしっかり磨けます。

   

グレープやピーチなど子供が大好きなフルーツ味で、スースーしないので歯磨きが苦手なお子様にもぴったりです。

   

ピジョン 親子で乳歯ケア おやすみ前のフッ素コート

  

おすすめポイント
  

フッ素配合

すすぎ不要

垂れにくい泡タイプ

   

6ヶ月以上の小さなお子様でも使えるフッ素配合の歯磨き粉です。
   

泡タイプだから歯ブラシの上にしっかり乗り、垂れにくいので落ち着いてすみずみまで磨けます。

   
食品成分配合なので、磨いたあとに水ですすぐ必要はありません。

 
   
 

 

5.歯磨きをする際に気をつけるポイント

はやみ すずか

歯磨きの効果をアップさせるために、気をつけるべきポイントをご紹介します。

食後すぐには歯磨きをしない

食事をしたあとは、歯を構成するミネラルが溶け出す”脱灰”という状態が起こります。
   

この時に歯磨きをすると歯を傷つけることがあるので、できれば食後30分経ってから歯磨きをしましょう。
 
    

寝る前はとくに丁寧に磨く

唾液の分泌が減る睡眠中は、もっとも虫歯菌が繁殖しやすい時間帯です。

   

寝る前はとくに丁寧に歯磨きをして、フロスや歯間ブラシですみずみまで歯垢を落とすようにしましょう。

   

フッ素入りの歯磨き粉を使う

フッ素は、虫歯菌の繁殖をおさえて歯を強くする効果があります。

   
この記事でご紹介した歯磨き粉などを参考にして、1日1回はフッ素でケアをすることをおすすめします。

     

 
 
 

 

6.歯磨き以外で虫歯を予防する方法は?

はやみ すずか

歯磨き以外でできる虫歯対策の中から、すぐに実践できるものをご紹介します。

食生活を見直す

虫歯菌の餌となる糖の多いジュースや甘いものを口の中に入れたあとは、必ず歯磨きをしてください。

   

飴やガムなども砂糖が入っているものは要注意です。

   
歯磨きができない時は、マウスウィッシュなどで口をすすぐといいでしょう。

   

水分をこまめに摂る

唾液は殺菌作用があるので、口の中が乾くと菌が繁殖しやすくなります。
   

こまめに水分を摂って口の中を潤すなど、乾燥対策をしましょう。

   
ただし、糖の多いジュースではなく、水やお茶を飲んでください。

  

 
     
 
 

7.効果的に虫歯予防をしたいなら電動歯ブラシがおすすめ!

正しいブラッシングができているのに歯垢が残ってしまう部分があったり、もっとスピーディーに歯垢を落としたい人には、手磨きよりもパワーの強い電動歯ブラシがおすすめです。
 

   

私も今までにたくさんの電動歯ブラシを使ってきましたが、歯垢を落とす力がダントツに高かったのは、ブラウンのオーラルBシリーズでした。
   

 
ハイスペックモデルからベーシックモデルまでありますが、価格と性能のバランスを考えると、「ジーニアス9000」がもっともおすすめです。

   

ブラウン オーラルBジーニアス9000

  

おすすめポイント
  

歯垢除去力が手磨きより99.7%アップ

押し付け防止センサー付き/p>

スマホとの連動で磨き残しなし

   
ブラウン独自の丸型ブラシが歯を包み込むように高速回転し、頑固な歯垢もこすり落とします。
   

しかも押し付け防止センサー付きで、歯茎を傷付けません。

   

スマホアプリとの連動機能を使えば、現在磨いている箇所や磨き残しを確認できるので、より完璧なブラッシングができます。

     
 
 

8.実際に筆者がしている虫歯予防の裏技

はやみ すずか

ここまでは虫歯予防の基本ともいえる方法をお話ししましたが、

  
さらに念入りに虫歯ケアがしたい人のために、虫歯ゼロの筆者がしている対策方法をお伝えします。

 
それは、虫歯ができやすい寝る前の歯磨きを2回に分けておこなうことです。

   

おすすめポイント
  

まずは電動歯ブラシですべての歯垢を落とす

いつも通り口をすすぐ

次にフッ素入りの歯磨き粉で軽く磨く

フッ素を完全に流さない程度に軽く口をすすぐ

  

この手順で2回に分けて歯を磨くと、歯垢をしっかり落としながらもフッ素で歯をコーティングすることができます。

   
フッ素入りの歯磨き粉で磨く時は、 
口の中全体に行き届かせるように、磨くというよりも塗る感覚で十分です。

    

 

 

はやみ すずか

少し手間はかかりますが、これで筆者は虫歯ゼロをキープしています。

  

ぜひ試してみてください。 

     
 

 

9.まとめ

虫歯予防の基本は、まずは正しい歯磨きで歯垢を落とすことが基本です。

   
それにプラスしてフッ素入りの歯磨き粉を使ったり、生活習慣を見直すことでより完璧な対策ができます。
   
フッ素入りの歯磨き粉は大人用と子供用でフッ素の濃度が違うので、お子様には子供用のものを用意してあげてください。