海外の歯磨き粉はホワイトニング効果が高い!?海外と日本の歯磨き粉の違いを解説

記事投稿日:2019年10月21日

記事更新日:2020年05月25日

ホワイトニング

歯磨き粉

 
「海外の歯磨き粉は日本の歯磨き粉よりも
ホワイトニング効果や虫歯予防効果が高い」

  
なんて話を聞いたことがありますか?
 
歯磨き粉マニアの中では海外製品のものを使っているという人も多いです。
  
では一体海外と日本の歯磨き粉は何が違うのでしょうか?また、海外の歯磨き粉は安全なのでしょうか?
  

はやみ すずか

今回は元歯科衛生士で歯磨き粉マニアの筆者が、  

「海外と日本の歯磨き粉の違い」 
「海外の歯磨き粉の効果」  

について詳しくお話していきます!

CONTENTS

1海外の歯磨き粉と日本の歯磨き粉の違い

● ホワイトニング

● フッ素濃度

2アメリカのホワイトニング効果の高い歯磨き粉は危険?

● 無カタラーゼ症

● 知覚過敏の方

 

3海外のおすすめの歯磨き粉

● Crest(クレスト)

● Colgate(コルゲート)

● MARVIS(マービス)

● SENSODYNE(センソダイン)

● ARM & HAMMER(アーム・アンド・ハンマー)


  

1.海外の歯磨き粉と日本の歯磨き粉の違い

海外と日本で売られている歯磨き粉の大きな違いについてお話していきます。
  
国によって多少の違いはありますが、ここでは主に欧米の歯磨き粉と比較しています。

  

1-1.ホワイトニング

海外と日本の歯磨き粉の大きな違いと言えばホワイトニング効果です。

海外のホワイトニング用歯磨き粉には「酸化水素」や「過酸化尿素」といった成分が配合されています。
  
これらの成分は研磨剤と違い、表面の汚れを落とすだけでなく、
歯についた色素を分解して漂白する非常に強いホワイトニング作用があります。
  
日本では医薬法で販売が禁止されており、
歯科医院でのホワイトニングのみでしか使用を認められていません。
  
 
日本のホワイトニング歯磨き粉は研磨剤により表面の着色汚れをこすって落とすことがメインですが、海外のホワイトニング歯磨き粉は研磨剤では落とせない頑固な着色汚れを分解し、さらに歯を白くする効果があると言えます。
  


 
・日本のホワイトニング歯磨き粉→研磨作用で着色をこすり落とす 
 
・海外のホワイトニング歯磨き粉→研磨作用+漂白作用で着色を分解して落とす

  


 

1-2.フッ素濃度

フッ素は虫歯を予防するために有効な成分で、
濃度が高くなれば高くなるほど虫歯の予防効果が高くなります。
  
欧米では1000ppm~1500ppmくらいの濃度が当たり前に含まれており、
虫歯予防の効果が高く歯のエナメル質を強くする歯磨き粉が多いです。
  
 
以前日本の歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度は高くても1000ppm以上でしたが、平成29年3月に日本でも規定の範囲を超え1500ppmを上限とする高濃度フッ化物を配合した薬用歯みがきが厚生労働省に承認されました。
  
最近ではフッ素が高濃度に配合された歯磨き粉を日本でも買えるようになっていますが、
まだまだ海外の歯磨き粉の方がフッ素が高配合のものが多いです。
  


   

2.アメリカのホワイトニング効果の高い歯磨き粉は危険?

海外で売られている歯磨き粉の成分は日本と大きく変わらないため、基本的には安全と言えるでしょう。
  
ただ配合されている成分の濃度が日本よりも高い商品も多く、
人によっては口の粘膜がただれてしまうなどのトラブルが起きることもあります。
  
特に海外のホワイトニング歯磨き粉には、日本で配合が禁止されている
過酸化水素」という成分が含まれていることがあります。
  
この過酸化水素には歯を漂白して白くする効果がありますが、
粘膜や血液と反応した際に熱を生み出すため口の粘膜を刺激してしまうといった副作用もあります。
  
 

はやみ すずか

歯磨き粉として使用するとどうしても歯茎や口の粘膜に触れてしまうため、痛みや炎症などのトラブルを起こしやすくなります。
  
唇や口の粘膜が荒れやすい方は、海外の歯磨き粉が合わない可能性があります。

特に注意してほしい人

 
以下の症状に当てはまる人は海外の歯磨き粉を使うと重大な健康被害を及ぼす恐れがあるため、使用を避けるか十分に注意して下さい。


 

2-1.無カタラーゼ症

無カタラーゼ症とは、薬剤に含まれる「過酸化水素」などの成分を分解する酵素を持っていない為、体内に入った薬剤を分解できなくなり体調に悪影響を及ぼしてしまう症状です。
  
自分が無カタラーゼ症と気づいていない方が多く、過酸化水素が配合されている歯磨き粉を使用すると口腔内が壊死してしまうなど重篤な事態になってしまうこともあります。
  
少しでも無力カタラーゼ症の心配がある人は使用しないようにしましょう

  


 

2-2.知覚過敏の方

知覚過敏で歯が染みやすい方は、歯磨き粉に含まれている過酸化水素などの成分が歯に浸透しさらに痛みや染みを感じやすくなることがあります。
  
刺激の強いものは避け、知覚過敏用の歯磨き粉を使うようにしましょう。
  


   

3.海外のおすすめの歯磨き粉

はやみ すずか

海外の歯磨き粉の中でも特に人気があり、 
ホワイトニング効果や虫歯予防効果が高いものを紹介します。

3-1.Crest(クレスト) 歯磨き粉 
グラマラスホワイト 
ブリリアンスミント 

アメリカで一番人気のホワイトニング歯磨き粉「クレスト」
  
グラマラスホワイトとブリリアンミントは3日間で最大95%の表面の汚れを除去できるホワイトニング効果があるとしてクレストの商品の中でも人気の歯磨き粉です。
  
身体に優しいとされているシリカが研磨剤として配合されており、歯を傷つけることなく歯の表面に着いている着色汚れを落としてくれ、フッ素も配合されているため虫歯予防や歯のエナメル質を守る役目もあります。
  
筆者も海外に行った時にはクレストの歯磨き粉を買って帰るのですが、着色汚れが付きにくく歯を白くしてくれるのでおすすめです。

 
 

 
 

  


 

3-2.Colgate(コルゲート) 
optic white オプティックホワイト 

こちらも世界中で人気の歯磨き粉コルゲート。このオプティックホワイトは歯を傷つける研磨剤が含まれていないので、知覚過敏になりやすい方におすすめです。
  
フッ素が配合されているので歯のエナメルを強化して虫歯を予防。さらにはホワイトニング効果のある「過酸化水素」が配合されているため、歯の黄ばみを落とし自然な白さへと変えてくれます。
  
ただ、過酸化水素は日本で歯磨き粉に配合するのが禁止されている成分なので、肌が弱い方や口が荒れやすい方は使用に十分注意して下さい。
  

 


 

3-3.MARVIS(マービス) 
ホワイトミント 

イタリアのフィレンツェ発の歯磨き粉マービス。スタイリッシュな見た目でお土産としても人気の歯磨き粉です。様々なフレーバーが出ており、その中でもミント味は磨いた後にスカッとする爽快さが残るのでおすすめ。
  
水酸化アルミニウムやシリカなどの研磨剤が多く配合されているため、着色汚れや歯垢をすっきりと落としてくれます。ただ、知覚過敏になりやすい人は柔らかめの歯ブラシで使うようにしましょう。

 

 

  


 

3-4.SENSODYNE(センソダイン) 
ホワイトニング リペアー&プロテクト

欧米の歯科医院が推奨する知覚過敏予防に効果のある歯磨き粉のセンソダイン。有効成分に硝酸カリウムとフッ化ナトリウム(フッ素)が配合されており、硝酸カリウムには知覚過敏を改善する効果があります。
  
日本でも人気のシュミテクトに似た歯磨き粉ですが、フッ素がさらに高濃度で配合されているので虫歯予防にもおすすめ。
  
歯が染みやすい、虫歯になりやすいという方にぴったりの歯磨き粉です。
 

 

 

  


 

3-5.ARM & HAMMER(アーム・アンド・ハンマー) 
Extreme White 

アメリカで重曹や洗剤などのお掃除グッズが有名なアーム&ハンマーから販売されている歯磨き粉です。
  
有効成分にフッ素が含まれており、その他にも重曹が配合されているため歯の表面に着き黄ばみの原因になるたんぱく質を除去しながら自然な白さへと変えてくれます。

 

 


     

4.まとめ

海外の市販の歯磨き粉は日本では許可されていないホワイトニング成分やフッ素の濃度が含まれているため、歯を白くする効果や虫歯を予防する効果が高いです。
  
しかし、含まれている成分は刺激の強いものなので、人によってはお口が荒れてしまう、体調を崩すなどのリスクがあるようです。海外の歯磨き粉を使ってみたい!という方は、そのリスクを理解し、まずは少量から使うようにしましょう。
  

はやみ すずか

通常の日本の歯みがき粉を使いながら、 
たまに海外の効果が高い歯みがき粉を使うなど使い分けもおすすめです。


はやみ すずか

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