電動歯ブラシは歯磨き粉の必要性なし?歯磨き粉選びのコツを解説

記事更新日:2020年08月27日

電動歯ブラシ

「電動歯ブラシには歯磨き粉が必要ない」と聞いたことがありますか?
 
ほとんどの方が小さい頃から歯磨き粉を使って歯磨きしてきたと思いますので、「歯磨き粉はいらない」と言われても、戸惑うのではないでしょうか。
 
この記事では、
 

電動歯ブラシには歯磨き粉が必要ないのは本当なのか 

歯磨き粉を使いたい場合は、どうしたらいいのか

 
についてご説明しています。
 
 

はやみ すずか

電動歯ブラシ愛用者の筆者が、
電動歯ブラシと歯磨き粉の関係性についてお伝えしますね。


1.電動歯ブラシに歯磨き粉は必要なし!

はやみ すずか

結論からお伝えすると、
電動歯ブラシに歯磨き粉は必要ありません。

歯磨き粉が必要ない理由は、「きちんと磨けば食べかすや歯垢は落とすことができるから」です。
 
むしろ、歯磨き粉を使うことで、
「きちんと磨けていないのに、磨けた気分になる」「歯を傷つけてしまう」という危険性もあります。
 
電動歯ブラシの大手メーカー3社では「電動歯ブラシに歯磨き粉は必要か?」の問題について、どのように説明されているのかご紹介します。
 

フィリップス(ソニッケアー)

フィリップスでは、「歯磨き粉なしでも使用できます」と説明されています。
 
以下、フィリップス公式サイトの「歯みがき粉の使い方」の引用です。
 

ソニッケアーは音波水流によって磨くため、歯磨き粉なしでも使用できます。使用する際も米粒程度で結構です。歯みがき粉をつける際には、流水でブラシを数秒間湿らせてからつけましょう。歯みがき粉が飛び散らないよう、ブラシヘッドを口の中に入れてからスイッチを入れて下さい。
 

引用元:ソニッケアーの使い方、磨き方


 
フィリップスの電動歯ブラシは
 

歯磨き粉なしでOK 

歯磨き粉を使用する場合も、米粒程度の少量でOK


 
ということが分かりました。
 
 

パナソニック(ドルツ )

パナソニックも「歯磨き剤なしで大丈夫」と説明しています。
 
以下、パナソニックの公式サイト「歯磨き剤のご使用について」の引用です。
 

歯磨き剤なしでも歯垢は十分に落とせますが、ご使用いただく場合は電動ハブラシ用の歯磨き剤をおすすめします。歯や歯ぐきを痛めないために、やに取り剤・美白用など研磨剤が多く含まれているものはお控えください。
 
歯磨き剤の量は「米粒大」が目安。
 
電動ハブラシは歯磨き剤の泡立ちを良くするため、スッキリ感が先行して磨き残しの原因になることがありますのでご注意ください。
 
また、飛び散りを防ぐために、運転させる前にブラシを口の中に入れてください。
 

引用元:歯磨き剤のご使用について


 
パナソニックの電動歯ブラシは
 

歯磨き粉なしでOK 

歯磨き粉を使用する場合も、米粒程度の少量でOK

やに取り剤・美白用は研磨剤が多く含まれているので控えるべき


 
ということが分かりました。
 

ブラウン(オーラルB)

ブラウンでは、「歯磨き粉を使う場合はジェルタイプがおすすめ 」と紹介されています。
 
以下、ブラウン公式サイトの「電動歯ブラシの使い方と注意点」の引用です。
 

手磨きの歯ブラシとの一番の違いは歯磨き粉です。ブラウンオーラルB 電動歯ブラシは高速回転により歯垢を除去していますが、通常の歯磨き粉を使用すると研磨剤により、歯が削れてしまったり、口の中が泡だらけになることもあるので、ジェルタイプのものをおすすめしています。

引用元:電動歯ブラシ「オーラルB」の正しい使い方・磨き方


 
ブラウンの電動歯ブラシは、
 

歯磨き粉を使うならジェルタイプがおすすめ 

通常の歯磨き粉を使うと、
研磨剤により歯が削れたり、口の中が泡だらけになることがある

 
ということが分かりました。
 

 
 
歯磨き粉を使いたい方は、
 
・電動歯ブラシに適したジェルタイプの歯磨き粉 
・電動歯ブラシ専用の歯磨き粉

 
このどちらかを使うのがおすすめだと分かりました。
 
 

大手3社では、
  
・電動歯ブラシに歯磨き粉は必要ない 
・歯磨き粉を使う場合は、ジェルタイプがおすすめ

 
とされています。
 

 

電動歯ブラシに歯磨き粉を使うメリットとは?

基本的に電動歯ブラシを使う場合は、歯磨き粉がなくても全く問題なく磨くことができます。
 
逆にお口が歯磨き粉によってアワアワになってしまうことで、磨き残しをしやすくなってしまうのでおすすめしていない歯科医院もあるほど。
  

 

はやみ すずか

しかし、電動歯ブラシに歯磨き粉を使うメリットももちろんあります!
 
以下で詳しく紹介していきますね。

フッ素による虫歯予防効果が得られる

歯磨き粉によってはフッ素と呼ばれる虫歯を予防する成分が含まれているアイテムも多く販売されています。
 
フッ素は歯の再石灰化を促し、強い歯へと変えてくれるので虫歯ができやすい人、虫歯予防を徹底したい人はフッ素入りの歯磨き粉を使うといいでしょう。
 

知覚過敏を改善・予防できる

冷たいもので歯がキーンとしみる「知覚過敏」、軽度のものであれば歯磨き粉で予防・改善することができます。
 
歯磨き粉に「乳酸アルミニウム」や「硝酸カリウム」よ呼ばれる成分が配合されているものが知覚過敏用の歯磨き粉です。
 
個人的には市販で売られている「シュミテクト」が断然おすすめ!
 

磨いたあとの爽快感が得られる

歯磨き粉にはメンソールや爽やかな香料が配合されているため、磨いた後に爽快感を感じることが出来ます。
 
また、口臭が気になる時も歯磨き粉のミントの香りなどで、匂いを抑えることも出来ますよ。
 

軽い着色汚れが落とせる

普段コーヒーやお茶、ワインなど色素の強いものをよく飲んだり食べたりする方、タバコを吸う方は、歯の表面に着色汚れやヤニがついて黄ばんで見えるようになってきます。
 
歯磨き粉に含まれる研磨剤はこれらの汚れを削り落とす役目があるので、歯を自然な白さにしてくれる効果もあります。
 
しかし、長年こびりついた汚れは落とせないこと、また研磨剤は歯を傷つけ、さらに着色汚れを付けてしまうこともあるので注意が必要です。

 

電動歯ブラシと相性の悪い歯磨き粉

はやみ すずか

電動歯ブラシを使う場合、使うことでデメリットが出てくる相性の悪い歯磨き粉がいくつかあります。
  
それが以下の2つです。

研磨剤がたっぷり入った歯磨き粉

発泡剤が入った歯磨き粉

 

研磨剤が入ったたっぷり入った歯磨き粉は、歯の表面を削り細かい傷を付けてしまいます。
 
その傷にさらに着色汚れを付けてしまう原因になります。
 
歯が削れてくると知覚過敏になって歯がしみるようになることも。
 
発泡剤は、お口をアワアワにしてしまうので細かい部分が磨けなかったり、磨けた気になってしまうといったデメリットがあります。

 
 

 

2.電動歯ブラシの歯磨き粉の選び方

電動歯ブラシと歯磨き粉を併用する場合、
ジェルタイプをはじめとした「研磨剤や発泡剤の入っていないもの」を選ぶのがポイントです。
 
ブラウンでおすすめされている「ジェルタイプの歯磨き粉」は、研磨剤や発泡剤の入っていないものが多くあります。
 
研磨剤や発泡剤は電動歯ブラシとの相性が悪いのです。
 
研磨剤で磨くと歯が傷ついてしまいますし、発泡剤は口の中をアワアワにして、磨き残しを分かりにくくします。
 
電動歯ブラシと歯磨き粉を併用したい方は、研磨剤や発泡剤の入っていないものを選びましょう。
 
 

はやみ すずか

「研磨剤や発泡剤の入っていない歯磨き粉を探すのが面倒くさい!」という方は、電動歯ブラシ専用の歯磨き粉がおすすめです。
 
ご紹介しますね。

 

 

3.電動歯ブラシ専用の歯磨き粉がある?

電動歯ブラシの使用に適した、電動歯ブラシ専用の歯磨き粉があります。
 
電動歯ブラシ専用の歯磨き粉の特徴は、

 

ジェルタイプで飛び散らない 

研磨剤や発泡剤が入ってないので歯に優しい

フッ素コート作用があり、虫歯予防に適したものが多い


 

はやみ すずか

どの商品も歯に優しい成分でできているので、
電動歯ブラシでも安心して使えます。

 

 

4.おすすめの電動歯ブラシ専用の歯磨き粉

ウエルテック ジェルコートF 90g

電動歯ブラシ専用の歯磨き粉の中では人気が高く、定番の商品。
 
シェル状なので歯に優しく、フッ素コートも配合されています。
 
味も優しいミント味なので、歯磨き粉の味が苦手な方でも使いやすいです。
 

 

はやみ すずか

圧倒的にシェアされているコンクールのジェルタイプは歯科業界でも使われている信頼のある歯磨きジェル!
 
味も爽やかで使いやすいです!

パックス ジェルはみがき

日本製のジェルタイプの歯磨き粉です。
 
こちらも研磨剤や発泡剤、防腐剤などを使用していない「歯に優しい歯磨き粉」です。
 
パックス ジェルはみがきを販売している「太陽サービス」は、商品価格が安めなのも嬉しいポイント。
 


 

ガム・デンタルジェル 電動歯ブラシ用

オーラルケア用品で有名なサンスターの「G・U・M」シリーズです。
 
ドラッグストアでも手軽に購入できます。
 
普段からサンスターの歯磨き粉に慣れている方は、違和感なく使えると思います。
 
「電動歯ブラシと歯磨き粉を併用したい!」という方は、電動歯ブラシ専用の歯磨き粉を使ってみてくださいね。
 



 

5.歯磨き粉よりも磨き方が重要!

歯磨きで一番大切なのは「正しく磨き、歯垢を落とすこと」。
 
つまり、どんな歯ブラシを使うか・どんな歯磨き粉を使うかよりも、「どのように磨くか」が重要なのです。
 
理由は、歯磨きの一番の目的は「歯垢を除去すること」だからです。
 
歯垢を除去するには、正しい方法で歯磨きをすることが何よりも大切になります。
 
たとえどんなにいい歯ブラシや歯磨きを使っても、磨き方が間違っていれば、台無しです。
 

はやみ すずか

電動歯ブラシでの正しい磨き方については、
次の記事で詳しく解説しています。もしよろしければ、読んでみてください。

<【完全版】電動歯ブラシの正しい使い方 お手入れ方法と注意点を解説 >

 
 

 
 

6.まとめ

電動歯ブラシは、歯磨き粉なしで使うことができます。
 
でも、ほとんどの方が習慣的に歯磨き粉を使ってきたと思いますので、歯磨き粉なしの歯磨きには違和感を感じるのではないでしょうか。
 
今回ご紹介したように、ジェルタイプの歯磨き粉を使うのがベストな選択だと思います。