差し歯でも電動歯ブラシは使える?元歯科衛生士が知っておくべき注意点を解説!

記事投稿日:2020年03月23日

記事更新日:2020年05月26日

電動歯ブラシ

オーラルケアとして当たり前になってきた電動歯ブラシですが、
  
差し歯がある人は「振動で差し歯が取れやすくなるのでは?」
と使うのをためらってしまうこともあるようです。

   

そこで、今回は元歯科衛生士の私が、差し歯の人が電動歯ブラシを使う際に気をつけるべきことを解説します。

    

はやみ すずか

そのほか差し歯の人によくあるお悩みや、おすすめの電動歯ブラシなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  


   

1.差し歯でも電動歯ブラシは問題なく使えます!

私が歯科衛生士として働いていた時に、 
よく患者さんから「電動歯ブラシの振動で差し歯が取れやすくなったりしない?」と聞かれました。

   

そんなお悩みにズバリお答えすると「電動歯ブラシの振動くらいでは差し歯がグラついたり取れることはありません!」
安心して使ってください。

   

むしろ虫歯が悪化して差し歯になってしまった人は、もともと歯磨きが苦手な人が多いので、手磨きよりも歯垢除去力の高い電動歯ブラシを使うことで磨き残しが防げます。

   
また、お気に入りの電動歯ブラシを使うことでオーラルケアへの意識が上がるというメリットもあります。

   

今ある歯を守るためにも、電動歯ブラシを上手に活用するのはとてもおすすめですよ。

     

2.差し歯に電動歯ブラシを使う時の注意点

はやみ すずか

ただし、差し歯のある人が間違った電動歯ブラシの使い方をすると、差し歯を痛めてしまうことが稀にあります。
  

差し歯を傷つけずに電動歯ブラシを使うための注意点を知っておきましょう。

電動歯ブラシを強く押しつけない

しっかり汚れを落としたいからと、電動歯ブラシを歯に強く押し付けると、差し歯の表面が削れてしまうことがあります。

   

とくに、前歯などの差し歯は金属の被せ物に白い材質を貼り付ける施術をしますが、保険適用のレジンというプラスチック素材は、傷つきやすく削れやすいというデメリットがあります。
   

そのため、できるだけブラシの先端が柔らかいものを使ったり、電動歯ブラシをソフトに当てるようにしましょう。

   

もちろん、差し歯だけでなく自分の歯と歯茎をダメージから守るためにも大切なことです。

   

どうしても力が入ってしまうようなら、押し付け防止のセンサーが付いている電動歯ブラシを選ぶといいでしょう。

   

長時間電動歯ブラシを使わない

ときどき、「歯磨きの時間は長ければ長いほどいい」と思っている患者さんがいますが、必要以上に長く歯磨きをするのは、歯と歯茎を痛めてしまうのでNGです。

   

とくに電動歯ブラシは手磨きよりもパワーが強いので、差し歯を傷つけてしまう原因になります。

   

基本的には、電動歯ブラシのブラッシング時間は2〜3分が目安です。

   

しっかり磨こうとしてついつい長くなってしまう人は、目安の時間が経過するとタイマーが鳴る機能がついているものを選ぶといいでしょう。

     

3.差し歯をしている人のよくある疑問に答えます!

はやみ すずか

ここからは、差し歯のある患者さんからよく聞かれるお悩みにお答えします。

差し歯の銀歯には電動歯ブラシの微弱電流は危ない?

電動歯ブラシの中には、ブラシに微弱な電流を流すことでマイナスイオンを発生させ、歯垢を落としやすくするものがあります。

   

差し歯に使われる金属は電気を通すため、「感電するのでは?」と不安になる人もいるようですが、電動歯ブラシの電流は本当にごくわずかなので、心配ありません。

   

実際に長年使用している人も、痛みや差し歯へのダメージなどを感じたことは無いようです。

   

詳しくはこちらの記事で説明しています。

   

差し歯のケアにも電動歯ブラシ! 差し歯の方に最適な電動歯ブラシ4選!

   

電動歯ブラシで差し歯は白くなる?

今はホワイトニング効果のあるものや、ステインオフブラシが付属でついてくる電動歯ブラシがありますが、時間が経つことによる劣化による差し歯の変色には残念ながら効果は期待できません。

   
保険適用のレジン(白い部分)は変色しやすいため、どうしても長年使っていると黄ばみが目立つようになり、それを元の白さに戻すには差し歯を交換するしかありません。

   
ただし、ステインなどの着色が原因の場合は、差し歯の材質に染み付く前に電動歯ブラシで落とすことで、白い歯をキープすることができるでしょう。
   

電動歯ブラシで差し歯の臭いは防げる?

差し歯のある人のお悩みで多いのが、差し歯周辺のイヤな臭いです。

   

これには、以下のような理由が考えられます。

  

差し歯の周りに歯垢が溜まっている

差し歯の中に菌が繁殖している

歯の神経が腐っている

 

電動歯ブラシで改善できるのは、差し歯の周りに歯垢が溜まっている場合の臭いです。

   
臭いの大きな原因となる歯垢をすみずみまで落とすことで、口臭だけでなく歯周病なども改善できます。

   

ただし、すでに差し歯の中にまで菌が繁殖している場合や、残しておいた神経が腐っている場合などは、歯科医院で差し歯を一度外して治療する必要があります。
    

はやみ すずか

歯磨きで臭いが改善しない場合は、一度歯科医院で診てもらうようにしてください。

  

4.差し歯におすすめの電動歯ブラシはブラウンの「オーラルB」

私も1本差し歯が入っているのですが、さまざまな電動歯ブラシを試してみた結果、丸型ブラシの「オーラルB」がもっとも差し歯周りの歯垢を落としやすいと感じています。

   

オーラルBシリーズはリーズナブルなものからハイスペックモデルまで豊富な商品がありますが、その中でもとくにおすすめの2つをご紹介します。

 

ブラウン オーラルB PRO2000

<おすすめポイント>

手磨きより99.7%歯垢除去力UP

2分間タイマー付き

押し付け防止センサー機能付き

歯に優しい「やわらか極細毛ブラシ」付き

  

まずはオーラルBを試してみたい人におすすめなのが、ベーシックモデルの「PRO2000」です。

   

ブラウン独自の丸型ブラシが歯を包み込みながらが高速回転するので、こびりついた頑固な歯垢まですっきり落とすことができます。

   

また、押し付け防止センサー機能や極細毛ブラシ付きで、差し歯を痛める心配もありません。

   

磨きすぎを防ぐ2分間タイマーも搭載で、至れり尽くせりの商品です。

   

   

ブラウン オーラルB PRO9000

<おすすめポイント>

アプリとの連動機能付き

手磨きより99.7%歯垢除去力UP

2分間タイマー付き

押し付け防止センサー機能付き

歯に優しい「やわらか極細毛ブラシ」付き

  

さらにハイスペックな機能が欲しい人には、「PRO9000」がおすすめです。

   

PRO2000にプラスして、スマホと連動できるポジション検知機能が付いているので、自分が磨き残しやすい部分を具体的に知ることができます。

   
より完璧なブラッシングをしたい人や、どうしてもブラッシングが苦手な人に最適な商品です。

   

   

5.まとめ

差し歯がある人でも、電動歯ブラシは問題なく使えます。

   

ただし、差し歯を傷つけないように長時間磨かないことや、歯に押し付けないことを注意しましょう。

    

はやみ すずか

この記事でご紹介した電動歯ブラシは差し歯の人でも安心して磨ける機能が付いているので、これから電動歯ブラシの購入を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

はやみ すずか

元歯科衛生士の目線から見たオススメの電動歯ブラシをご紹介!
ぜひ、まだ手磨きの方や買い替えで電動歯ブラシの良さを体感してみてくださいね(^^)