歯並びが悪い人は歯がキレイに並んでいる人に比べて歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病になりやすくなります。
CONTENTS
1.歯並びが悪い人が特に磨きにくい部位は?
叢生部分(歯並びが凸凹している部分)
叢生(そうせい)は、歯並びがガチャガチャとしていて凸凹している部分のことをいいます。
この部分は歯が重なっていたり、歯が傾いていたりしているので普通に歯磨きをしただけでは歯ブラシの毛先がうまく当たらずに汚れが溜まりやすくなってしまうのです。
特に凹んでいる(歯が他の歯よりも内側に入り込んでいる部分)は、歯ブラシがほとんど届かないので、汚れが溜まりやすく歯周病や虫歯になりやすいです。
隣接面(歯と歯の間)
隣接面(りんせつめん)は歯と歯の間のことを指します。
歯並びが悪い人は歯が重なっていたり、元の位置より大幅にずれた場所に生えているために歯ブラシの毛先やフロスが上手く歯の間に通らずに磨きにくいとされています。
正中離開部分(すきっ歯の部分)
正中離開(せいちゅうりかい)は前歯の間にスペースができていてすきっ歯になっている状態です。
スペースの部分は歯ブラシが当てにくく、汚れが溜まりやすい場所とされているので、念入りにお掃除する必要があります。
奥歯の裏側
奥歯の裏側は歯並びがいい人でも磨きにくい場所とされていますが、歯並びが悪く歯が傾斜(傾いた状態)していたり、元の位置からずれているとさらに歯ブラシが届かなくなるので磨きにくくなります。
2.歯並びが悪い人は「タフトブラシ」を使おう!
歯並びが悪い部分が歯が重なっていたり、奥に引っ込んでいたりしているため、普通の歯ブラシで磨いでもどうしても届かない部分が出てきてしまいます。
なので、普通の歯ブラシの後にタフトブラシを使って歯並びが悪い部分を重点的に磨くようにしましょう!
タフトブラシとは、毛束が一つになっている小さい歯ブラシのことです。
このタフトブラシは、毛先の先端が尖っていたり細くなっていたりと磨きやすいように設計され、通常の歯ブラシでは届かない場所もキレイに磨いてくれます。
歯並びが悪いだけでなく、矯正中の器具の周りや奥歯の裏側も磨きやすいので、歯並びが悪くない人でもぜひ使って欲しいアイテムです!
このタフトブラシは、電動歯ブラシでも替えブラシとして使えるものが多くあります。
本体に付属してついてきたり、替えブラシは専用で購入が必要であったりと様々ですが、ぜひ歯並びが悪い人はタフトブラシの替えブラシがある電動歯ブラシを選ぶようにしましょう。
この後、タフトブラシの替えブラシがあるおすすめの電動歯ブラシをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
パナソニック ドルツ EW-DP53
歯並びの悪い箇所や歯列矯正など磨きにくいところもキレイに磨くことができます。

オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B304
小さめのブラシで、歯が重なっていて普通の歯ブラシでは届かない部分もよく磨けます!

ジーシー プリニア スマイル (MI-0004) 音波振動歯ブラシ
単体でも購入することができます。

ブラウン オーラルB ジーニアス9000 モロッコデザイン
歯並びの悪い人だけでなく、ブリッジやインプラントのある人にもおすすめの替えブラシです。
価格は1本 1,000円前後とドルツよりもお高め。

Fairywill 音波歯ブラシ
細かい部分も磨きやすく、こちらの電動歯ブラシを購入するだけでどんな部分でも磨けます!

ぜひ、まだ手磨きの方や買い替えで電動歯ブラシの良さを体感してみてくださいね(^^)