差し歯のケアにも電動歯ブラシ! 差し歯の方に最適な電動歯ブラシ4選!

記事投稿日:2019年08月24日

記事更新日:2019年10月28日

電動歯ブラシ


1.導入

高速振動で手磨きよりも効率的に歯垢が除去できる電動歯ブラシ。
そんな電動歯ブラシは差し歯に使うことが出来るのでしょうか?

はやみ すずか

強力な振動やパワーがあるため、差し歯が取れてしまいそうで不安…という声もあるため、今回電動歯ブラシを長年愛用している筆者が電動歯ブラシと差し歯について詳しく説明していきます!

 

2.差し歯でも電動歯ブラシは使える

結論から言うと、差し歯が入っていても電動歯ブラシは問題なく使うことが出来ます!差し歯の寿命は一般的に10年ほどと言われていますが、しっかりとお手入れをしていけばそれ以上に長持ちするため、逆に電動歯ブラシでしっかりとケアしてあげることがおすすめです

しかし、電動歯ブラシって威力が強そうで高速なブラシの振動で差し歯が取れてしまわないか心配…と思っている方も多いようです。差し歯は基本的に差し歯専用の強力な接着剤でついているので電動歯ブラシの振動では取れることはありません。

万が一、電動歯ブラシをしていた時に取れてしまった…!ということがあったとしても電動歯ブラシが問題なのではなく、差し歯の劣化や不適合が原因でしょう。その場合は新しい差し歯を作ってもらうか、新しい接着剤でつけてもらう必要があります。

音波振動歯ブラシの微弱電流は差し歯の金属と反応しません

電動歯ブラシの中では、超微弱電流を流し、ブラシからマイナスイオンを発生させ歯垢を落としやすくするという機能がついた商品もあります。
電流と聞くと何だか怖い、アルミホイルなどの銀紙を噛んだ時のようなキーンとした不快感が起こらないか心配…と考える方も少なくないようです。

口の中に詰めてある金属は金や銀の「貴金属」です。金属は異種の物同士が触れると電流を発しやすいという特徴があるため、アルミホイルなどの貴金属ではない他の金属が当たるとキーンと響いてしまいます。

しかし、電動歯ブラシではそのような金属を使っているわけではなく、微弱電流もとても弱いものなので基本的に染みることはないでしょう。微弱電流の機能が付いた電動歯ブラシを長年愛用している方の口コミをみても、問題なく使えているという方がほとんどです。

もし電動歯ブラシを使用していて染みる場合は他に原因があるかもしれないので、一度歯科医院で確認してもらった方がいいかもしれません。

差し歯の仕組み

そもそも差し歯が入っている仕組みがわからない…という方が多いのではないでしょうか?
差し歯は、虫歯や何らかの原因で歯の大部分を失ってしまった時に、人口の歯を被せる処置になります。

治療方法としては、虫歯になってしまった部分を削り、キレイに取り除いてから失ってしまった部分に人口の土台(コア)を建てその上に人口の歯を被せていきます。この土台や被せものの部分は保険治療か、自費治療か選択することができます。
保険の場合は使う材料が限られてしまいますが、自費治療の場合はセラミックなど自然な白さの差し歯を選ぶことが可能です。

 

3.差し歯に電動歯ブラシを使う時の注意点

差し歯があっても電動歯ブラシは問題なく使うことが出来ますが、いくつか注意点があります。
この注意点は差し歯だけではなく、ご自身の元の歯に対しても言えることなのでしっかりと理解しておきましょう。

電動歯ブラシを強く当てすぎない

歯みがきをする際、汚れを落としたいからと歯ブラシを強く当てることは避けましょう。電動歯ブラシの高速振動によって差し歯を傷つけてしまう恐れがあります。

特に前歯の保険治療では、銀歯の表面にプラスチック素材(レジン)を張り合わせた差し歯が使われます。電動歯ブラシを強く当てて磨いてしまうと、このプラスチック部分が削れはじめ、金属の部分が見えてしまう原因にもなってきます。何より、自身の歯や歯ぐきにもダメージを与えるので、優しく磨いてあげることが大切です。

長時間電動歯ブラシで歯磨きをしない

また、汚れが落ちているか心配だからと長時間電動歯ブラシで歯を磨いてしまう方がいますが、電動歯ブラシの理想の歯みがき時間は2分~3分です。

長時間磨いてしまうと差し歯に傷をつけやすくなるだけではなく、差し歯の回りの歯ぐきがすり減り歯ぐきが下がってしまう「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」という状態になってしまいます。この状態では、差し歯と歯ぐきの間に隙間が空いてしまい、見た目が悪くなるだけでなく、隙間から虫歯になってしまう恐れもあるのです。

長時間磨いたからと言って汚れが落ちるわけではなく、短時間で効果的に磨くことが重要です。電動歯ブラシのタイマー機能を利用して、短時間でキレイに磨く習慣をつけていきましょう。

 

4.差し歯の人に起こりがちな歯の悩み

差し歯があると起こりやすい歯の悩みやその原因と対処法を詳しく紹介していきます。以下のトラブルが起こっている方は、電動歯ブラシを使う時にも以下で説明する注意点を意識して磨き方を変えてみましょう。

虫歯になりやすい

せっかく治療して差し歯を入れたのに、また虫歯…!?と、思ってしまいますが、差し歯治療の後にはよくあるトラブルの一つです。

その理由は被せ物を接着しているセメントが劣化し、差し歯の中に隙間が出来てしまうことで虫歯菌が入り込み虫歯になってしまったり、最初の治療の時に虫歯の削り残しがあり進行してしまったことが挙げられます。

削り残しがあった場合は自身ではどうすることも出来ませんが、隙間から虫歯になってしまうケースはご自身のブラッシングで大幅に防ぐことができます。

 

はやみ すずか

電動歯ブラシで差し歯と歯茎の境目を効果的にケアしてあげましょう。

差し歯の周りの歯ぐきの炎症や腫れ

差し歯を入れた周りの歯ぐきが赤くぷっくり腫れてしまっている、というトラブルもよく見られます。これは、正しいは歯磨きがされていないことにより歯垢(プラーク)が差し歯と歯ぐきの隙間に溜まってしまい、そこに潜んでいる細菌と戦おうと歯ぐきが炎症を起こすのです。

そのまま放置すると歯周病として進行してしまい、歯が抜けてしまう原因にもなります。

 

はやみ すずか

電動歯ブラシでの正しいブラッシングを心掛け、歯垢を溜めないようにしましょう。

歯肉退縮

先ほども説明しましたが、電動歯ブラシのブラシ部分を強く押し当てて磨くことにより、歯ぐきがすり減り下がってしまう「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」を起こしてしまいます。

こうなると2次虫歯(治療後、再び虫歯になってしまうこと)を起こしてしまったり、見た目が悪くなってしまいます。

 

はやみ すずか

電動歯ブラシに搭載されている「押し付けセンサー」などの機能を使い、適切な力で歯を磨くようにしていきましょう。

歯茎の変色

差し歯を入れたあと、数年経ってから歯肉が黒ずんできた!という方が多くいらっしゃいますが、これは差し歯に使われている金属から金属イオンが溶け出して歯肉に入り込んでしまうために起こることです。

この場合は歯ブラシや自身のケアでは、改善することも出来ません。

 

はやみ すずか

金属を使っていないオールセラミックなどの被せものに変える必要があります

 

5.差し歯でも使えるおすすめの電動歯ブラシ

電動歯ブラシを長年愛用している筆者が、差し歯にもおすすめの電動歯ブラシを1つずつ紹介していきます!それぞれに特徴があるので、自分にあったベストな1本を見つけてみて下さい。

ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ ジーニアス9000

価格 26,568円(税込)


電動歯ブラシで唯一、歯科医院と同じ丸型のブラシを採用しているブラウンのオーラルB。ジーニアスは最上位モデルになり、歯と歯ぐきを労わりながら歯垢は強力に除去できる機能がフルで搭載されています。

丸型の歯ブラシが歯を1本1本包みながら磨いてくれるので、歯のキワまでしっかり汚れを除去。付属の替えブラシ「やわらか極細毛ブラシ」は約0.01mm の極細毛を採用しているため、差し歯にも優しく、汚れが溜まりやすい差し歯と歯ぐきの隙間もしっかりと磨いてくれます。

また、ブラシ圧が強いと押し付け防止センサーが光って知らせてくれ、自動的に上下運動をストップ。差し歯にも歯ぐきにも優しい設計になっています。

他のメーカーの最上位モデルと比較してもコスパが良く、どうせなら質の高い電動歯ブラシを使いたい!という方におすすめです。

おすすめポイント

唯一の丸形ブラシで歯のキワまで包み込む

2分間タイマー付き

押し付け防止センサー機能付き

歯に優しい「やわらか極細毛ブラシ」付き

6つのモード搭載(プロクリーン、舌クリーニング 、ホワイトニング、やわらかクリーン、歯ぐきケア、クリーン)

ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO2000

価格 12,744円(税込)


「オーラルBを使ってみたいけど、多くの機能は使わないのでシンプルに歯と歯ぐきに優しい電動歯ブラシがほしい」という方におすすめなのが、PRO2000です。

ブラウンの電動歯ブラシでは中位モデルにあたりますが、7,000円代~12,000円とリーズナブルです。やわらか極細毛ブラシ対応や押し付け防止センサー、2分間タイマーに対応しているため差し歯に優しく歯を磨くことができます。

搭載されているモードは2種類とシンプルですが、歯を磨くのには十分なので、初めて電動歯ブラシを使う方にもおすすです!

おすすめポイント

唯一の丸形ブラシで歯のキワまで包み込む

2分間タイマー付き

押し付け防止センサー機能付き

歯に優しい「やわらか極細毛ブラシ」付き

2つのモード搭載(クリーン、やわらかクリーン

フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー プロテクトクリーン プラス

価格 9,729円(税込)~


歯ぐきにやさしく、歯垢に強くをテーマとしたソニッケアーのプロテクトクリーン。
フィリップスの電動歯ブラシでは中位モデルになり、2つのモードと3段階の強さ設定から、好みに合わせてカスタマイズできるのが特徴です。

ガムケアモードは、通常のクリーンモードに歯と歯ぐきの境目を磨く機能を追加した3分間のモードで、強さも「強・中・弱」の3段階から選ぶことが出来ます。強すぎるブラッシングを知らせてくれる押し付け防止センサーも搭載。

ソニッケアーのウリである、高速振動と幅広い振幅の組み合わせにより発生させる「音波水流」は差し歯にも安心して使用でき、汚れを強力に落としてくれます。

おすすめポイント

振動で発生する音波水流で汚れを除去

替えブラシ「密集極細毛ブラシ」にも対応

押し付け防止センサー付き

2つのモード搭載(クリーン、ガムケア)

パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ EW-DP51

価格 19,009円(税込)~


パワフルな「W音波振動」を搭載した多彩なケアができる最上位モデル。5つのモードと6つのブラシがセットになり、さらにはパワーコントロール機能で歯と歯茎を傷つけずに歯垢をしっかりと除去します。

ドルツは歯科医院が推奨している磨き方「ヨコ磨き」と「タタキ磨き」を電動歯ブラシの振動で再現しているため、効率良く磨くことが出来るのが特徴です。ブラシ部分も小さめなので、差し歯と歯茎の隙間も簡単に磨くことができます。ただ、価格が高めなので電動歯ブラシ上級者向けかなといった印象です。

おすすめポイント

W音波振動を搭載

6つのブラシが付属

押し付け防止のパワーコントロール機能付き

5つのモード搭載(Wクリーン、ノーマル、ソフト、ガムケア、ステインオフ)

6つのモード搭載(プロクリーン、舌クリーニング 、ホワイトニング、やわらかクリーン、歯ぐきケア、クリーン)

 

6.まとめ

電動歯ブラシは自身の歯にも、差し歯の部分にも安心して使うことが出来ます。差し歯が入っている方は、差し歯を長く使っていくためにも歯みがきを徹底する必要があるため、効率よく磨ける電動歯ブラシはピッタリです!

 

はやみ すずか

電動歯ブラシを使う上での注意点を理解し、自分にあった電動歯ブラシで毎日クリーンなお口を目指しましょうね。

 


はやみ すずか

元歯科衛生士の目線から見たオススメの電動歯ブラシをご紹介!
ぜひ、まだ手磨きの方や買い替えで電動歯ブラシの良さを体感してみてくださいね(^^)