歯磨きにはどれくらい時間をかけるべき?ベストな時間とタイミングで健康な歯をキープしよう!

記事投稿日:2020年03月23日

記事更新日:2020年03月24日

電動歯ブラシ

普段何気なくしている歯磨きですが、実は時間が長すぎたり、短すぎたりすることでお口の健康を損なっていることがあります。

   

また、歯磨きをするタイミングが悪いだけで、歯を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。

    

はやみ すずか

そこで今回は、元歯科衛生士の私が、ベストな歯磨き時間とタイミングについて解説します。
  
正しい知識を身につけて、お口のトラブルゼロを目指しましょう。

  


   

1.歯磨きの理想的な時間の目安は3〜6分!

結論から言うと歯磨きの理想的な時間の目安は3分~6分です!

    

はやみ すずか

毎日忙しくしている人は、ついつい歯磨きが雑になりがちですよね。
  

磨きやすい部分だけサッと磨いて、あっという間に終わらせてしまう人もいるのではないでしょうか。

 

ですが健康な歯を目指すなら、最低3分は歯磨きをしてください。
  
すべての歯をしっかり磨くためには、それくらいの時間が必要です。

   

いつも3分以下で終わらせている人は、こんな問題があるかもしれません。

  

細かいところに歯垢が溜まっている

虫歯や歯周病になりやすくなる

  

いつも磨き残しているところに歯垢が溜まると、やがて虫歯や歯周病などに進行していきます。

   

とくに、歯並びがデコボコしている人はブラシの先が当たらない部分が多いので、じっくり時間をかけて歯磨きをしてください。
  
目安としては、6分くらいかけて1本づつていねいに磨くといいでしょう。

   

ただし、「とにかく長く磨けばいい」というわけではありません。

  
歯を磨きすぎることで起こるデメリットも知っておきましょう。

 

 

     

2.15分以上の歯磨きは逆効果!?

はやみ すずか

テレビなどを見ながらぼーっと磨いていると、いつの間にか長時間経っていた!なんてこともあるのではないでしょうか。
  
歯磨き時間が長い分には問題ないだろうと思いがちですが、実はこんなデメリットがあります。

  

歯を傷つけることがある

歯肉が下がってしまう、すり減ってしまう

ながら磨きによって歯ブラシの毛先があたらないところが出てきてしまう

 
  

長時間ゴシゴシ磨くことによって、歯の表面のエナメル質が削れてしまい、知覚過敏になってしまうことがあります。

   

歯だけでなく歯茎にもダメージを与えるので、歯茎が下がって歯の根本が見えてきてしまうことも。

   

 
しかも長時間磨いていればしっかり歯垢を落とせているわけではなく、他のことをしながらの歯磨きは、結局同じところばかりを磨いていて磨き残しが出やすいというデメリットもあります。

    

 
歯磨きは、必要な時間だけ、1本1本を意識しながら磨くことが大切です。

   

歯磨きが好きで長い時間磨いてしまう人へ

もしどうしても歯磨きの時間が長くなってしまう人は、次のような対策がおすすめです。

  

毛が柔らかめの歯ブラシを使う

研磨剤が入っていない歯磨き粉を使う

長時間磨くのは一日に一回(寝る前がおすすめ)だけにしておく


 

研磨剤とは、ホワイトニング用の歯磨き粉などに入っているザラザラした成分です。
 

   
歯の汚れを削り落とす効果がある反面、歯を傷つけてしまうことがあります。

 
   

研磨剤なしの歯磨き粉で、柔らかい毛の歯ブラシを使えば、1日1回程度なら長時間磨いても問題ないでしょう。
   

とくに、夜寝る前にしっかり磨いておくと虫歯菌の繁殖を防げます。

 

     
 

 

3.歯磨きの最適なタイミングは?

歯磨きは朝・昼・夜の食後に3回おこなうのが理想ですが、どうしても難しいようなら最低でも朝と晩の2回は磨いてください。

   
 
また、食べたらすぐに磨くよりは、30分程度時間をあけるほうが効果的です。

   
 
食事をしたばかりの歯は、歯を構成するミネラルが溶け出す”脱灰”という症状を起こしているので、そこで歯を磨くことでダメージを与えてしまうことがあります。

   
 
忙しい朝などはなかなか難しいかもしれませんが、余裕がある時は、食後ひと休みしてから歯磨きをするのがベストなタイミングです。

    

朝・昼・夜の歯磨きのポイント

朝起きたばかりは、口の中に菌が繁殖しているので、まずはうがいをして洗い流しましょう。それだけでは歯垢は落ちないので、朝食のあとにしっかり歯磨きを。

 

ランチのあとにもできるだけ歯磨きをするのが理想です。もし難しいようなら、マウスウォッシュやキシリトール入りのガムを噛んで虫歯予防をするといいでしょう。
 

 

寝ているあいだは唾液の分泌が減りもっとも菌が繁殖しやすくなるので、夜の歯磨きは念入りに。
 
できれば6分程度かけてすべての歯を抜かりなく磨きましょう。
  
歯磨きの後は、フロスや歯間ブラシで歯と歯のあいだの歯垢を取れば完璧です。 

 

 

 

4.歯磨きに時間をかけたくない人は電動歯ブラシがおすすめ

ここまで読んで、「そんなに時間と手間をかけて歯磨きできない!」と感じた人は、手磨きよりもスピーディーに口の中全体を磨ける電動歯ブラシがおすすめです。

   
 
電動歯ブラシは手では実現できない細かな振動で歯を磨くので、歯垢を落とす力が強く、磨き残しにくいというメリットがあります。

   
 
最近の電動歯ブラシはだいたい2〜3分程度ですべての歯を磨くことができますから、忙しい朝などにも最適です。

   

ただし、たとえ電動歯ブラシを使っても、正しいブラッシングができずに同じところだけを磨いていては意味がありません。
 
   

ブラッシングに自信がない人は、まずは一度歯科医院でブラッシング指導を受けることをおすすめします。
 
   
 

はやみ すずか

電動歯ブラシの磨く時間については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

   

磨く時間は何分が最適!?タイマー付きおすすめ電動歯ブラシ4選!

 

 
 

     

5.正しい歯磨きの仕方

はやみ すずか

なかなか歯科医院でブラッシング指導を受ける時間がないという人は、まず代表的な2種類の磨き方を覚えておきましょう。

スクラビング法

歯の面に向かって直角(90度)に歯ブラシを当て、小刻みに動かして磨く方法。

   

広い範囲を一度に磨けるため、磨き残しが防げます。

  
歯茎が健康な人に向いている磨き方です。

  

バス法

歯と歯茎の境目に45度の角度で歯ブラシを当て、小刻みに動かして磨く方法。

   
歯垢が溜まりやすい歯周ポケットの中まで磨ける方法で、歯周病の人や歯茎に炎症がある人に向いている磨き方です。

   

歯科医院では、この2種類の方法を併用して磨くよう指導することもあります。

   
あまり大きく歯ブラシを動かさず小刻みに磨くこと、そして力を入れすぎないことに注意してください。

 
 
 
     

6.まとめ

毎日の歯磨き時間は、3〜6分が目安です。

   

なかなか時間が取れない人でも、最低3分は磨くようにしましょう。

   

ただし、長く磨けばいいというわけではなく、かえって歯と歯茎を傷つけてしまうこともあるので、最適な歯磨き時間を守ることをこころがけてください。

   

もっと歯磨きの手間と時間を短縮したい人は、電動歯ブラシを使うという手もあります。
 
    
 

はやみ すずか

今は歯垢除去力の高い高性能な電動歯ブラシもたくさん出ているので、忙しいほど上手に活用するといいでしょう。

  

   

はやみ すずか

元歯科衛生士の目線から見たオススメの電動歯ブラシをご紹介!
ぜひ、まだ手磨きの方や買い替えで電動歯ブラシの良さを体感してみてくださいね(^^)