歯磨き粉に含まれる研磨剤について 成分やメリットやデメリットを徹底解説!

記事投稿日:2019年10月27日

記事更新日:2019年11月22日

歯磨き粉

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歯磨き粉に含まれる研磨剤の成分について!研磨剤のメリットやデメリットは?

 

私達が普段使っている歯磨き粉には、研磨剤と言われる汚れを落とすためのザラザラとした物質が含まれています。

この研磨剤は着色汚れを落とすなどのメリットがありますが、研磨剤はどのような成分で、歯磨き粉にはどのように表記されているのでしょうか?

また、研磨剤入りの歯磨き粉のメリットやデメリットについても気になるところです。

はやみ すずか

今回は元歯科衛生士の筆者が、歯磨き粉に含まれている研磨剤の成分について詳しく解説していきます!

CONTENTS

2研磨剤の成分はどんな風に表記されているか

 

4研磨剤のメリットとデメリット

● 着色汚れを落とす

● 自然な歯の白さに(ホワイトニング効果)

● 歯のエナメル質を傷つける

● 歯周ポケットに研磨剤が入り込む

● 着色汚れが付きやすくなる


 

1.研磨剤入り/なしの違い

歯磨き粉には、「研磨剤(けんまざい) 」と呼ばれる成分が入った歯磨き粉と研磨剤が含まれていない歯磨き粉があります。

研磨剤入りの歯磨き粉は、歯の表面についた着色汚れや歯垢を、研磨剤の成分で削り落とす効果があります。
研磨剤なしの歯磨き粉は、歯茎や歯にダメージを与えませんし、マイルドな使い心地で爽快感も得られます。

イメージでいうなら、汚れた表面をやすりで磨いて落とすのが研磨剤入りの歯磨き粉、

石鹸で洗いながら落とすのが研磨剤なしの歯磨き粉といった感じでしょうか。

どちらにもメリットはありますが、研磨剤が入っている歯磨き粉は歯を削ってしまう恐れがあるため使用には注意が必要です。


 

2.研磨剤の成分はどんな風に表記されているか

通常は歯磨き粉のパッケージの後ろ部分に歯磨き粉の成分が表記されています。

そこに研磨剤と表記されていますので(※されていない場合もあり)ドラッグストアなどで歯磨き粉を購入する際にはぜひチェックしてみて下さい。

気を付けてほしいのが、歯磨き粉に含まれている研磨剤は「清掃剤」と表示されていることです。これも研磨剤と同じ意味になりますので研磨剤なしの歯磨き粉を選びたい時には注意しましょう。

歯磨き粉に使われる一般的な研磨剤の成分は以下になります。これらの成分が表記されている場合は、たとえ「研磨剤入り」と表記されていなくても、研磨剤入りの歯磨き粉だということになります。 

<研磨剤の成分>

・含水ケイ酸
・酸化チタン
・重質炭酸カルシウム
・シリカ
・卵殻
・炭酸Ca
・ハイドロキシアパタイト
・ピロリン酸カルシウム
・ピロリン酸2Ca
・マイクロクリスタリンワックス
・無水ケイ酸
・リン酸水素カルシウム
・水酸化アルミニウム
・リン酸2Ca 


 

3.研磨剤ありを使った方がいいのはどんな人か

研磨剤入りの歯磨き粉の大きなメリットは着色汚れを落としてくれることです。

そのため、お茶やコーヒー、ワインや色の濃いジュースなどをよく飲む人やタバコを吸う人は、研磨剤入りの歯磨き粉を使うと自然な歯の白さに戻ることがあるのでおすすめです。

歯に着いたステインやヤニが気になるという方は、研磨剤入りの歯磨き粉を使ってみるといいかもしれません。

ただ注意してほしいのが、研磨剤入りの歯磨き粉を頻繁に使用していると、歯の表面に細かい傷が付き、一時的には着色汚れが落ちても、その後歯についた細かい傷に再度着色汚れが付きやすくなってしまうという恐れがあることです。

出来るだけザラザラとした洗い舌触りの歯磨き粉は使わないようにして、研磨剤入りの歯磨き粉は週に1度の頻度で使用し、普段は研磨剤なしの歯磨き粉にするなど使い分けすることをおすすめします。


 

4.研磨剤のメリットとデメリット

はやみ すずか

研磨剤入りの歯磨き粉のメリットとデメリットについて紹介します。

メリットだけでなくデメリットもしっかりと頭に入れて使用しましょう。

<メリット>

 

・着色汚れを落とす

研磨剤には研磨作用のある固い物質が含まれているため、歯を磨いた時の摩擦により、歯の表面についた着色汚れを落としてくれる効果があります。

タバコのヤニが気になる、ワインやコーヒーなどのステインが歯について取れない…と悩んでいる方は、研磨剤入りの歯磨き粉を使うと、ある程度着色汚れが落ちるかもしれません。

しかし100パーセント汚れが落ちるわけではないので、落ちない汚れは歯科医院のクリーニングを受けましょう。

 

・自然な歯の白さに(ホワイトニング効果)

飲み物のステインやタバコのヤニで歯が黄ばんで見える…という方の中には、研磨剤入りの歯磨き粉を使うことによって歯が白くなってきた!と感じる方もいます。

研磨剤入りの歯磨き粉は着色汚れを落としてくれるため、自然な歯の白さにしてくれる効果があるからです。ただし、元の歯以上に白くする効果はありません。


 

<デメリット>

 

・歯のエナメル質を傷つける

研磨剤は固い物質で物理的に汚れを削り落とす効果があるため、長期間使用したり研磨剤のたっぷり入った歯磨き粉を長時間使ったりすることにより、歯の表面であるエナメル質を傷つけてしまう恐れがあります。

エナメル質は外の刺激や虫歯菌から歯を守る大事な役目をしているため、傷ついてしまうと虫歯や知覚過敏になる可能性があります。

研磨剤入りの歯磨き粉を使っていて歯が染みるようになってきたという方は、研磨剤なしの歯磨きに変えるようにしましょう。

 

・歯周ポケットに研磨剤が入り込む

研磨剤はツブツブした硬い物質です。とても細かく口にいれても溶けて無くなるわけではありません。

このツブツブした研磨剤が歯周ポケットに溜まっていくと、溜まった研磨剤の塊に汚れが付きやすくなり、歯周病を引き起こす原因にもなってしまいます。

筆者も歯科衛生士時代にクリーニングをしていると歯周ポケットから研磨剤の塊がポロポロと出てくる患者さんを何人も見てきました。

歯周ポケットが深い歯周病の治療中の方は、歯周病を悪化させる原因にもなりますので、特に研磨剤入りの歯磨き粉には注意しましょう。

 

・着色汚れが付きやすくなる

着色汚れは歯の表面がツルツルであればあるほど付きにくくなります。そのため強い研磨剤で歯のエナメル質に細かい傷が付いてしまうと、そこに再び着色汚れが付いてしまうようになります。

着色汚れが気になるからと研磨剤入りの歯磨き粉を毎日使うと、余計に汚れが付いて黄ばみの原因になります。研磨剤なしの歯磨き粉と一緒に上手く使い分けるようにしましょう。


 

5.まとめ

歯磨き粉に含まれている研磨剤には、着色汚れを落とすといったメリットがありますが、使いすぎると歯のエナメル質を傷つけ、虫歯や知覚過敏になりやすくなるといったデメリットもあります。

必ずしも「研磨剤=悪」ではありませんが、出来るだけ低研磨剤の優しいものを使う方が歯と歯茎には安全だと思います。

はやみ すずか

着色汚れが気になる時に研磨剤入りの歯磨き粉を使い、
普段は研磨剤なしの歯磨き粉を使うなど上手く使い分け歯に優しいケアをしていきましょう!


はやみ すずか

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